株式会社エンファン代表の三浦辰也さんにお越しいただいて、スイーツの力についてお話しいただきました。
今日の土曜特別講座は「スイーツの力」でした。
まずは、ジェラートケーキを作ったときの様子をご紹介します。
今回の講師である三浦さんがプロデュースした「藻塩ジェラート」にトッピングを行い、
ジェラートケーキ作りを体験していただきました。
こちらが、イベントに参加してくれた皆さんの作品です。
このジェラードケーキの中でどのケーキがいいと思ったのか、参加した子どもたちに投票をしていただいたのですが、
見事No1に輝いたのは中三の男の子。てっきり女子が作ったものと思っていたので、
作者が分かったとたんに会場が静まりました。(誰がその作品の作者なのか、ほとんどの人が知りませんでした)
みなさん、どのケーキが選ばれたと思いますか?
講演の部では40歳になった今、またなぜ学生になったのか?という話からはじまり、
三浦さんのこれまでの人生についてお話ししてくださいました。
成功体験だけではなく、ご自身の失敗体験も含めていろいろと話をしてくだったので子どもたちも興味を持ち、
たくさんの質問をしていました。
現在、三浦さんは大学生、兼社長。大学やお仕事では得意のビックデータ解析の技術を使った研究を行っています。
それなのにタイトルはスイーツの力?
意外な展開に子どもたちも戸惑いつつも三浦さんの世界観に引き込まれていくようでした。
塩釜で結成された藻塩スイーツクラブ。地元の名産、「藻塩」をどうやって製品化したら今の人たちに受け入れてもらえるのか。。。
工夫に工夫を重ねてできたのがジェラートでした。
- 講演会の様子を動画でご紹介します。
~ただいま準備中~
その後、様々な統計データを子どもたちに見てもらいながら、みんなでワークショップを行いました。
アイスクリーム・ケーキ・チョコレート・和菓子の4つの年間消費量を見ながら、
「なぜ、このようなグラフになるのか」
を考え、発表してもらいました。
・どうしてチョコレートは9月を過ぎると急に売れるようになるのか?
・なぜ、和菓子は12月によく売れるのだろうか?
・チョコレートが11月になると少しだけ売り上げが伸びているのはなぜだろうか?
(ポッキーの日が11月にあるからに違いない!Mさん)
発表をすると、他の子どもたちから質問が飛んできます。一つのグラフから
たくさんのことが読み取れ、また新しい問いを得ることができるのだということを体感していただけたかと思います。
(プレゼン発表では負け知らずのMさんがまたしても講師三浦さんの心をとらえていました。)
お話の中で
・人生はいつでもやり直すことができる
・ワクワクは伝染する。ワクワクすることをしよう。
・データを読み取る力はとっても大切。
ということをおっしゃっていましたが、
その中で特に、「ワクワクの力」については
三浦さんが尊敬されていた「タマゴボーロ」で有名な竹田製菓を創られた竹田和平さんから三浦さんがいただいた言葉の中で一番好きな言葉だったのだそうです。
三浦さんにとって、竹田和平さんは特別な方。その特別な方からいただいた言葉は特別な意味を持って、三浦さんの人生をサポートしてくれているようです。
皆さんにとっても、こうしたお話を伺うことで、少しでも前へ進むきっかけになってくれればと願っています。