受験体験記 松原友清 慶應義塾大学
不合格体験記
注意:残念ながらキラキラした受験体験ではありません、ぜひ反面教師にしてください!
最初に簡単に僕の大学受験遍歴をお伝えします。(読み飛ばしてもOKです^^)
現役時:東京大学文科Ⅰ類受験→余裕で不合格
浪人時:東京大学文科Ⅲ類受験→20点差くらいで不合格(割としっかり不合格)
慶應義塾大学経済学部A方式/商学部A方式→合格
横浜国立大学経済学部(後期)→合格
<現役時>
さて、ここから本題に入っていきます。まずは現役時代の不合格体験記からいきましょう。結論から言うと、現役時に落ちた理由はズバリ「驕り」です。情けないですね笑 高校がある程度の進学校(神奈川県でいうと横浜翠嵐高等学校ぐらいのレベル感?)だったからか、周りは非常に優秀な人ばかりでした。「周りは」です笑 そんな中、自分自身は全国でずば抜けた成績を残していた訳でもないのに、周囲の温度感に釣られる形で東大以外受験を考えませんでした。自分もできる気になっていたんですね。その結果身の丈にあった学習をせず、焦って二時試験の過去問ばかり解いていたところ、基礎的な内容すらも疎かになっていきました。余裕をこいて望んだセンター試験で、数学ⅠAが”48点”だったのは今でも恥ずかしい思い出です、、、笑 他にも恋愛に熱を入れてしまって、、、等々恥ずかしい思い出は沢山ありますが、先生としての威厳のためにこれくらいにしておきます^^
こういった経験を踏まえて今思うのは、やはり受験は個人戦だということです。周りの学力は関係ないし、当然ですが最後は一人で机に向かっています。その分孤独ですし、辛いことも多いとは思いますが、そういったときは学校の先生や我々塾講師などを頼ってもらえたら嬉しいですね。
現役時のまとめ
・周りに流されて東大受験をするも惨敗
・基礎が疎かになっていた
皆さんに伝えたいこと
・受験は自分との戦い(特に周囲に優秀な人がいたら注意)
・恋愛はほどほどに
<浪人時>
次に浪人時の話をさせて頂きます。結論からいうと、概ね「成功」と言える一年でした。この時期は、現役時にプライドをズタズタにしてもらったことが功を奏したのか、ある程度勉強できたように思います。受験に落ちた後、私は「ライバルと比べて自分は馬鹿なんだ」ということを再認識し、自分の甘さに対して厳しい環境を選択しようと心を決めました。結果監獄と名高い某九州にある予備校に入校し、一年間を過ごすこととなります。予備校に入るにあたって自分なりに「何がいけなかったのか」を分析したところ、
①自分の弱点を把握しきれていなかった
②勉強に対するモチベーションが不足していた
という原因が判明し、その対策として
A講師と積極的にコミュニケーションをとる
B模試を活用する
C目標とする人を決める
といったことを行いました。1つ1つ意図を説明していきますね。
Aの「講師と積極的にコミュニケーションをとる」理由の一つは、お金を払っている以上相手が受験のプロであり、自分より受験を熟知している人に教えを乞わないのは勿体無いと感じたからです。インセンティブの本来の考え方である、「人は得をするより損をすると感じた時の方が行動しやすい」という理論に則った形ですね。ポジティブな理由としては、講師との関係を深めれば自分の細かな異変にも気づいてもらいやすくなりますし、質問等により丁寧に教えてくれるようになるといったこともあります。そのように講師と積極的にコミュニケーションをとるようになった結果、私を自宅に招いて1980年代の古い過去問を下さったり、毎週昼休みに過去問添削をして下さったり、集団授業中にこっそり追加問題を下さったり、、、といったことも多くありました。最初は「毎回質問をしてみる」いったことでもいいと思うので、講師と積極的にコミュニケーションをとって自分の熱意を講師に伝えるのがおすすめです。
Bの「模試を活用する」というのは、主にペースメーカーとして模試を利用するということです。「あの模試までにこの苦手分野を対策して、勉強の成果を確認してみよう」といった使い方をしました。これによって苦手をどんどん克服して成長していっている実感が湧いて、モチベーションの向上につながったと思います。ぜひ模試の前にはテーマを設定し、模試の結果で自分の課題を成果を確認する習慣をつけてください。
Cの「目標とする人を定める」ことも、モチベーションの向上という意味合いがあります。自分は毎日自習室に長時間こもって勉強していた人を目標にして、「あの人に勉強時間で負けないようにしよう」といった意識を持つようにしていました。勉強時間でなくても、成績で目標にする人を定めてもいいと思います。友人なり塾の周りの人なりで、頑張っている人や優秀な人を見つけて目標にするのがおすすめですよ。
浪人時の体験記は勉強法のような少し堅苦しい話になってしまったかもしれませんが、もちろん息抜きはしっかり行っていました。自宅では勉強しないと決めていましたし、勉強できそうにない日は「30分勉強して15分休憩」といったスケジュールで勉強したりもしました。大事なのは、不調を引き摺らないことだと思います。ぜひ休む時はしっかり休んで、勉強してください。
浪人時のまとめ
・現役時の反省を生かして勉強
皆さんに伝えたいこと
・自分の弱い部分を認めてあげてほしい
・困った時は親御さんや僕たち塾講師といった大人を頼ってください
・気負わず、自分の夢を叶えましょう